教会の正面はマーモットの泉があります。マーモットはネズミとリスの間みたいな生き物でアルプスとか標高の高いところに住んでる可愛いやつらです。お水はキレイで飲めるので、子供が口一杯に含んでは吐き出す遊びをしていました。
こちらでのお墓参りは、お墓のそばでピクニックみたいにお茶を飲んだりするんだそうです。
そしてお墓の庭をきれいに整えて飾る。なんだか素敵です。
右は写真はありませんが山で亡くなったひとのお墓で、有名な登山家もいますよ。
ザイルの飾りがあったり、ピッケルが掘ってあったりしてわかりやすいです。
山に詳しい人は、あの人だ!ってテンションあがるみたいです。
ここはシュターデルという昔の建築物が残っている一角。
昔は酪農が盛んで、草や穀物などを貯蔵するための小屋みたいな建物があります。
穀物の倉庫だった建物には、ネズミに食べられないようにネズミ返しが着いています。
建物は高床式になっていて、足がついていて足と倉庫の間に丸い 薄っぺらい石が挟んであります。
こんなのでねずみを防げたのかは疑問だなぁ。
ドアのあたりに麻の袋がぶら下げてある建物があるのですが、その中には固くなったバゲットが入っています。日にちがたって固くなってしまったバゲットはこんなふうにしておくと、馬を連れた人が通ったときに馬がたべるんだって。
そんな習慣も再現されています。へぇー再利用!
路地も素敵です。
ウルリッヒ・インダービネン(Ulrich Inderbinen)さんで、104歳まで生きた伝説の山岳ガイドだそうです。96歳まで現役のガイドだったそうで370回もマッターホルン登頂したなんて、そりゃ伝説にもなっちゃうよね!
近所の公園でもそんなに行かないよね。
1年に何回登った事になるんだろう…と考えるとすんごいです。
マッターホルン登頂で有名なエドワードウィンパーとかより、この人が一番すごいんじゃない?
マッターホルン登山は、過酷で今でも命を落とす人がいるくらいなので、昔は相当この山で亡くなったんだろうと思います。イギリスとフランスで政治的ないろいろがあって一緒に登った仲間のザイルを切って殺したんじゃないの?みたいな陰謀説などありますが実際のところは誰も知らないわけです。
もし切っていないとしたら、せっかく命がけで生還したのにひどい言われよう。
そのときに切れたザイルがマッターホルンミュージアムに残っていますので、興味ある人は行ってみると良いかも。
一通りみたあとはガイドさんと解散。ちょうどお昼時なので、絶対食べたいと思っていたチーズフォンデュのお店を探す事にしました。お義母さんから借りているスイスのガイドブックに載っているレストランに行ってみる事にしましたー!
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